
多賀城を観光したいけれど、どこを回ればいい?

車なしでも多賀城を楽しめる?

せっかくなら観光しながらウォーキングもしたい!
そんな方におすすめしたいのが、多賀城の歴史スポットを歩いて巡る観光コースです。
今回は実際に多賀城を訪れ、東北歴史博物館から多賀城跡周辺を歩いて観光してきました。
東北歴史博物館、多賀城跡、多賀城南門などを巡った結果、この日の歩数は約12,000歩!
観光しながらしっかり歩けるので、運動不足解消を兼ねた休日のお出かけにもぴったりでした。
この記事では、実際に歩いてみた様子を写真付きで紹介します。
この記事で分かること
多賀城観光は「歩いて巡る」のがおすすめ!

多賀城といえば、古代東北の歴史を感じられる場所。
奈良時代に陸奥国府が置かれ、古代東北の政治・文化・軍事の中心として栄えた多賀城には、現在も多くの史跡が残っています。
そのため、多賀城観光は一つの施設だけを見るよりも、いくつかの
多賀城市観光協会にも、徒歩で多賀城南門・多賀城碑・政庁南大路・城前地区・多賀城政庁跡などを巡る「史跡コース」が紹介されています。
短いコースで約60分、しっかり巡るコースでは約90~120分です。
今回私はさらに東北歴史博物館も組み合わせて、実際に歩いてみました。
今回歩いた多賀城観光モデルコース

今回の観光では、
東北歴史博物館
↓
多賀城跡
↓
多賀城南門
↓
多賀城碑
↓
多賀城駅から帰宅
という流れで多賀城を歩きました。
そして、この日の歩数は……
約12,000歩!
観光だけのつもりでしたが、気づけばかなり歩いていました。
「今日はちょっと運動不足かも」という日に、観光とウォーキングを一緒に楽しめるのが、このコースの良いところです。
① 東北歴史博物館からスタート

まず訪れたのは、東北歴史博物館。
JR東北本線の国府多賀城駅のすぐ隣にあり、仙台駅からも東北本線でアクセスできます。
東北歴史博物館には、東北地方の歴史や文化を紹介する総合展示室があります。
常設展示では、旧石器時代から近現代まで、東北地方の歴史を幅広く学ぶことができます。

縄文土器なども見ていると面白いけど、近現代の昭和のお店屋さん?の実物スケールの展示が凄く楽しかったです
「多賀城跡を見に行く前に、まず歴史を知っておきたい」という方にはぴったりの場所です。
東北歴史博物館の基本情報
住所: 宮城県多賀城市高崎1-22-1
開館時間: 9:30~17:00
※観覧券の発行は16:30まで
休館日: 毎週月曜日
※祝日の場合は翌平日
常設展示観覧料: 一般500円
※特別展は別料金

東北歴史博物館は無料駐車場もあり、普通車191台を収容できます。
また、JR東北本線「国府多賀城駅」の隣にあるので、車なし観光にも向いています。
②屋外展示の「今野家住宅」も必見!

東北歴史博物館を訪れたら、館内だけでなく屋外にある「今野家住宅」にもぜひ立ち寄ってみてください。
私も最初は

博物館の外に茅葺き屋根の建物があるな
くらいに思っていたのですが、実はこれも東北歴史博物館の展示のひとつ。
石巻市北上町橋浦から移築・復元された、江戸時代中期の民家です。
母屋は1769年(明和6年)に建てられたもので、今野家が代々、村の責任者である「肝入(きもいり)」を務めていた家柄だったことも伝えられています。

母屋と中門は、宮城県指定有形文化財にも指定されています。
大きな茅葺き屋根が特徴的で、青空の下で見るととても風情があります。
館内の展示とはまた違い、実際の古民家を目の前にして当時の暮らしを想像できるのが魅力。

建物の中には、当時の生活を感じられる部屋や土間などもあり、江戸時代の農家の暮らしを身近に感じられます。
今野家住宅には、母屋のほかにも中門、風呂、便所、木小屋、冠木門、氏神様などがあり、当時の屋敷の様子を知ることができます。

中を見学すると、木の独特のにおいが、なつかしさを感じさせます

博物館+古民家で、見学の満足度もアップ
東北歴史博物館というと、どうしても「館内の展示を見る場所」というイメージがありますが、実際には屋外にも見どころがあります。
私のように初めて訪れる方は、館内を見終わったらそのまま帰らず、ぜひ外にある今野家住宅まで足を運んでみてください。
歴史を「展示物として見る」だけでなく、
このあと多賀城跡や多賀城南門へ向かうと、博物館で知った歴史を、今度は実際の史跡を歩きながら感じることができます。
③東北歴史博物館から多賀城跡へ

東北歴史博物館を見学したら、いよいよ屋外へ。
ここからは、多賀城の歴史を実際の景色の中で感じながら歩いていきます。
多賀城跡は約900m四方の規模を持つ大きな史跡で、周囲は築地塀で囲まれていました。
城内には政庁のほか、役所や工房、兵士の宿舎などが置かれていたことが分かっています。
博物館で歴史を知ってから歩くと、

ここに昔の人たちが実際に暮らしていたんだ
と想像しながら散策できるのが面白いところ。
ただ歩くだけでも、ちょっとした歴史散歩になります。
④多賀城南門は必見!

今回の多賀城観光で、特に楽しみにしていたのが多賀城南門です。
こちらは多賀城の正門にあたる建物。
多賀城は何度か改修されていますが、現在復元されている南門は、最も華やかだったとされる第2期の姿を復元したものです。
2025年4月から一般公開されています。

実際に目の前に立つと、かなり迫力があります。
青空の日に訪れると、朱色の門がとても映えます。
個人的には、多賀城観光の写真スポットとしてもかなりおすすめ。
カップルで訪れた場合は、南門を背景に記念写真を撮るのも良さそうです。
⑤南門のすぐ近くにある「多賀城碑」

南門を見たら、ぜひ一緒に見ておきたいのが多賀城碑です。
多賀城碑は、南門付近にある高さ約2mの石碑。
「壺碑(つぼのいしぶみ)」とも呼ばれ、碑面には多賀城の位置や、724年の創建、762年の修造について刻まれています。

そして、多賀城碑は2024年8月に国宝に指定されました。
「国宝」と聞くと、博物館の中に大切に展示されているイメージがありますが、ここでは多賀城跡の現地で歴史を感じられるのが印象的でした。
松尾芭蕉も「おくのほそ道」の旅でこの碑を訪れています。
歴史好きな方はもちろん、松尾芭蕉や「おくのほそ道」が好きな方にもおすすめです。

松尾芭蕉が訪れた場所に、時代は違えど今、いるということが不思議な感覚でした
⑥多賀城政庁跡まで歩いてみる

さらに歩いて、多賀城政庁跡を目指します。
多賀城跡地までが結構歩きます。
👇この道を「政庁南大路」というらしく、当時、この道を通って多賀城の中心部へ向かっていたのかと思うと、ただのウォーキングが一気に歴史散歩になります。

ちなみに、多賀城の中心部にあった政庁は、儀式などが行われた場所。
現在は建物そのものが残っているわけではありませんが、発掘調査などをもとに、当時の配置を想像できるよう整備されています。

多賀城は、奈良の平城宮跡、福岡の大宰府跡とともに、日本三大史跡の一つとして紹介されています。

⑦多賀城跡ガイダンス施設にも立ち寄りたい

時間に余裕があるなら、多賀城跡ガイダンス施設にも立ち寄るのがおすすめです。
2025年4月に、多賀城南門の復元工事完了に合わせて開館した施設です。
施設内では、
などを見ることができます。
しかも、入場料は無料。
開場時間は9:00~16:30で、年末年始を除き常時開館しています。
南門を見たあとに立ち寄れば、
「実物を見る」→「映像で歴史を知る」
という順番で楽しめます。
実際に歩いてみた感想

今回、多賀城を実際に歩いてみて感じたのは、
「思っていた以上に歩く!」
ということ。
この日の歩数は約12,000歩でした。
博物館を見学して、史跡を歩いて、写真を撮って……と楽しんでいると、自然と歩数が増えていきます。
ウォーキングだけを目的にすると「12,000歩歩こう」と思うと少し大変ですが、
「観光していたら12,000歩歩いていた」
なら、意外と楽しく歩けます。
普段あまり運動をしない方の休日のお出かけにも良いと思いました。
まとめ|多賀城観光は30代カップルのデートにもおすすめ


多賀城って歴史の街だから、デートにはちょっと地味?
と思う方もいるかもしれません。
でも、実際に歩いてみると、私は大人のデートにこそ向いている場所だと感じました。
食べ歩きやショッピング中心のデートとは違い、
博物館を見る
↓
一緒に歴史を知る
↓
外を歩く
↓
南門や史跡を見る
↓
写真を撮る
という流れなので、会話をしながらゆっくり過ごせます。
しかも人通りも少なく、落ち着いた休日って感じでおすすめ。
30代くらいになると、こういう「ちょっと知的な休日」も楽しいですよね。
特に、
というカップルにおすすめです。
車なしでも楽しめるため、「多賀城で歴史を感じながらウォーキングする休日」として、次の休日のお出かけ先にいかがでしょうか?
ただ、1つだけ注意点として
徒歩圏内で行ける周辺に飲食店が何もない
ので、早めのお昼をどこかで食べてきてから散策を開始するのが良いです。

東北歴史博物館の中に軽食が食べられるところはありますが、がっつり昼食!って感じでは無さそうだったので、そこは注意です
多賀城観光スポットの基本情報
| スポット | ポイント |
| 東北歴史博物館 | 東北の歴史を学べる博物館 |
| 多賀城跡 | 古代東北の中心地だった史跡 |
| 多賀城南門 | 復元された多賀城の正門 |
| 多賀城碑 | 2024年に国宝指定 |
| 多賀城政庁跡 | 多賀城の中心だった場所 |
| 多賀城跡ガイダンス施設 | 古代多賀城を映像などで学べる無料施設 |
※施設の開館時間・料金・休館日などは変更になる場合があるため、お出かけ前に公式サイトをご確認ください。
おまけ
筆者は青森出身です。普段も旅行系の記事を主に書いています。
青森旅行について沢山書いているので、良かったら参考にしてみてください👇
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