SNSでのアンチコメント・酷いコメントに落ち込んだ貴方へ。|心を守る方法と自己肯定感を育てる本たち

SNSでのアンチコメント・酷いコメントに落ち込んだ貴方へ。|心を守る方法と自己肯定感を育てる本たち 日常
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先日、Threads(スレッズ)で投稿が少し伸びました。

「やった! たくさんの人が見てくれてる!」と喜んだのも束の間──

気づけば、知らない誰かからの人格否定コメントが届いていたんです。

私は誰のことも批判していないし、ただ自分の思いを書いただけ。

「毎日8時間労働して疲れるなあ、帰ってきたらもう夜だし、お金無いなあ…」

と、この物価高の世の中で、毎日頑張って働いているわりにお金は減ってくなあ…と今の世論が思っていることを、誰か特定の人を批判するわけでもなく、投稿したんです。

そんな、何の気なしにした投稿に

「バカだからじゃない?」

「あなたの能力が低いから、今の時給で働けるのを満足だと思え」

「経営者はもっと働いている。あなたがそういう考えだから~…」

など、顔も名前も知らない人からの謎の攻撃の言葉。

正直、本当にびっくりして、胸が締めつけられるような気持ちになりました。

あの、確かに正論はありますし、確かにその通りではあるので言われた言葉自体に、傷ついたわけではないんです。

自分に都合の悪い意見はすべてアンチという風には思っていません。

だから、その通りだと思うことも勿論あります。

ただ、

同じ言葉、初対面の人に面と向かって言える!!??

と、とてもびっくりはしました。

たとえどんなに正論でもですよ、

初めましての人に「あなたがバカだからです」とか

「あなたの能力が低いんです」

って言えますか?

重箱の隅をつつくように人の上げ足を取り、「自分の意見が正論で、貴方は間違っている。そんなことも分からないのか、自分の方が優位である」と、通りすがりに謎のマウントバトルを仕掛けられた気分でした…。

でもね、同時に気づいたんです。

「SNSで誰かを攻撃する人は、その人自身の問題なんだ」と。

正直、昔の自分だったら、こんなコメントをたくさんもらったら、立ち上がれないくらい落ち込んでいたと思います。

何故なら、自己肯定感が限りなく低かったため、その言葉を真に受けてしまうから。

でも今は違います。

そんな嫌だった出来事さえ、自分の中での経験・気づきとして変化させて、誰かほかに、苦しんでいる人がいれば、少しでも力になりたいと記事に出来るような人間になりました。

この記事では、そんな経験をした私が学んだ

SNSでの誹謗中傷との向き合い方、そして自分が変わった自己肯定感を育てるためにおすすめの本を紹介します。

1. なぜSNSでは誹謗中傷が起こるのか

まず知ってほしいのは、攻撃的な言葉は「あなたのせい」ではないということです。

心理学の研究では、SNSで他人を攻撃する人にはこんな特徴があるといわれています。

  • 承認欲求が満たされていない
  • 日常のストレスや不安を他人にぶつけてしまう
  • 匿名性で「安全」だと錯覚して攻撃性が増幅する

つまり、攻撃コメントの多くは「あなた個人」に向けられたものではなく、相手の心の未熟さや弱さの投影にすぎないんです。

また、批判的なコメントや酷いコメントをする人は、SNS人口の1%に過ぎないということ。

多くの人は、人のことを言っている暇なんてありません。

100件中10件が酷いコメントだと、どうしても「10人もの人に酷い言葉を言われた…」と悩むかもしれませんが、SNS人口のたったの1%なんです。

2. 傷ついた心を守るためのステップ

傷つくのは当然のこと。

でも、そんな自分を責めずに、優しく守ることが大切です。

① ブロック・ミュートは即決でOK

嫌な言葉を目にし続ける必要はありません。

迷わずブロック、またはミュート。心を守る第一歩です。

反論しても相手は「100%自分の意見だけが正しい!正義だ!」と思ってコメントしてきています。

そんな相手にコメントを返す時間は私たちにはありません。

すぐにブロック・コメントを非表示にする。の対応をしましょう。

また、私はその投稿自体を削除しました。

なぜかというと、誰かを攻撃したい人たちの言いたい放題部屋。のようになっていく気がしたので。。

アンチコメントが盛り上がる投稿には傾向があり、最初に誰かが批判的なコメントをすると「言っていいんだ」と波に乗って、そういう人たちが書き込みを始める。

まさに、割れ窓理論。

みんなで渡れば怖くない。

そんな意識でしょうか。

日々のストレスをたまたま流れてきた投稿で、知らない誰かを批判してストレス発散してやろう。

そんな気持ちが伝わってきたんです。

ここで一番大事なことを言いますが、

誰かに向けた攻撃的な思い、ネガティブな感情は、かならずその人自身に返っていきます。

誰かを酷く傷つけたことで、その人自身に届く思い、念は、侮れないと私は思います。

だから、その攻撃を受けたあなたは何も悪くないし、落ち込む必要はないです。

② 「これは相手の問題」と心の距離を置く

攻撃してくる人の言葉は、あなたの価値を下げるものではありません。

「これは相手が抱えている何かの表れ」と心の距離を置くと、少しだけ楽になります。

考えてみてください。

コメントをして来た会ったこともないその人は、あなたの何を、知っていますか?

SNSという顔が見えない・安全だと思い込んでいるところで、人に対して憂さ晴らしをする人の言葉、、、

あなたのダメージになり得ますか?

聞く意味がありますか???

暇だからそんなコメントをするんです。暇だから他人が気になるんです。

自分の趣味・頑張っていること・目標がある・日々充実している人は、わざわざたまたま流れてきたSNSの人の投稿に目くじらを立てて、見た人が傷つくような言葉をスマホから打っている時間はありません。

お願いだから、そんな人の言葉は聞かずに、すぐにブロックして自分の目に入らないところに排除しましょう。

③ 「悲しい気持ちは永遠に続かない」と知る

私も「え?こんな投稿が?なんで?」という気持ち。

それから人から向けられる負のエネルギーに、やっぱり落ち込みました。

「初対面の人に「バカ」とか「能力が低い」とか好き勝手言える人が世の中にいること、それに同調して人格否定コメントが増えていく現状」に、本当に凄くショックを受けました。

でも大丈夫。

この悲しい気持ちは、ずっと続くわけではありません。

メンタリストのDAIGOさんが↑の言葉を話していて、私もすごく救われたのですが、本当にその通りだと思います。

冷静に考えてみてください。

来週の今頃は、日々の忙しさに追われて、その出来事すら思い出さず、もしかしたら楽しい時間を過ごしているはずです。

ネガティブな感情も、波のようにやがて静まります。

今は「辛い、苦しい、悲しい…」とモヤモヤ心の中に留まりますが、その気持ちがずーーーっと続くわけではないんです。

ずっとこの気持ちのまま明日も明後日も生きるの…?と思うから、より辛くなるんです。

そんなことは絶対無いので、「いつかこのネガティブな感情にも終わりがくる」と冷静に自分を客観視しましょう。

りんご飴ちゃん
りんご飴ちゃん

実際、次の日には、今週末のお出かけのこと、ブログの執筆、お友達との予定などなど、、、そんなことを考えている暇はなくなりました。

④ 信頼できる人に気持ちを話す&良い人だっている

友達や家族、信頼できる誰かに話すだけで、心が軽くなることがあります。

「そんなこと言う人、ひどいね」と共感してもらえるだけで、救われる瞬間があります。

また、今後の自分の人生で、今後一切かかわることのない、酷いことを言ってきた相手より、自分の周りにいる、自分のことを思ってくれる人に時間や思いを使いましょう

あと、今回はSNSで傷つけられましたが、SNSで勇気づけられることもあったので、一部のネガティブな感情をぶつけてくる人に流されないで欲しいんです。

私は、普段、ブログやSNSで東北の旅・デートコースについて紹介しています。

旅ブログを書いておきながらですが、実は方向音痴だったり出掛けることが好きなのに、今までずっとインドアだったので「どこにどう行ったら分からない」という気持ちがあり、

きっと「出かけたい」「観光地に行って癒されたい」と思っても、プランの計画・方向音痴で心配・調べる時間がない…などなど

どこにどう行けばいいかプランを組み立てるのが難しい!

と悩んでいる人は多くいるんじゃないかと思ったんです。

そんな時に、「デートコースや観光コースを細かく丁寧に教えてくれるサイトがあればなあ…」と思い、自分がそれになればいいんだという思いからこのブログなどの発信を始めました。

だからこそ、読んだ人のことを思って、丁寧に、分かりやすくなるように、

楽しい観光やデートにしてもらいたい

紹介した観光地や土地がにぎわってほしい。

と、心から思って記事を書いております。

そんな気持ちを受け取って、SNSのコメントで「素敵な投稿です」「旅行会社のようなリサーチ力でためになりました」などと、励ましのコメントもあったんです。

その時に、私は、こういってもらえるように、誰かのためになるように発信を続けていていいんだ。とすごく心が救われました。

なので、心無いコメントをしてくる人もいれば、心温まる交流もできるので、SNS自体をあきらめないでほしいなと私は思いました。

⑤ 自分を肯定する習慣をつくる

ここが今回の記事で私が一番伝えたいことです。

心が揺れたときほど、「自分を大切にする時間」を意識して取りましょう。

これは次の章で詳しく説明します。

3. 自己肯定感を高める習慣

誹謗中傷に心が揺れるときは、**“自分はそこだけの人間じゃない”**と、何度でも思い出してください。

具体的なことを言うと、私の場合

「そんな仕事しかできないから毎日働いて時間もない」

などのコメントが来ました。

これでいうと、そもそも私の仕事をその人に事細かく伝えたわけではないので、まったくノーダメージ。

あとね、私って、今の仕事だけの人間じゃないんですよ。

みんなも勿論そうだと思うんですけど、

この記事を読んでくれているあなた自身が持っている良いところってすっごくいっぱいあると思うんです。

私のことで言うと、知らない誰かに自分の仕事のこと・時給のことを批判されても、「ああ、そうですか」としかならないんです。

だって私は今就いている仕事だけの人間ではないので。

そんな言葉が刺さらないほど、自分で自分のことを認めているので。

良いところをあげると、

  • ブログだって書ける
  • 誰かの役に立ちたくて旅行もする。
  • 心から笑い会える友達がいる。
  • 母を亡くしているが、毎日明るく生活している
  • 独学で登録販売者試験を合格できる!
  • 車のAT限定解除1回落ちたけど、それをも経験談として人に伝えているところ。

本当にあげたらきりないですよ笑

でも、私より以上に、これを今見ているあなたにも良いところ、頑張っているところ、誇らしいところ、誰にも負けないところ、沢山あるんです。

なので、是非とも、毎日自分の良いところをあげていく習慣づけをしてみてください。

具体的にはこうです。

  • 毎日「自分のいいところ」を3つ書く
  • 誰かに感謝されたエピソードをメモしておく
  • 小さな成功を「よくやった」と自分で褒める

そうしたら、自分のことを何も知らない人に言われたとて、「ああ、そうですか」くらいにしか思わなくなります。

でも今でさえ私、こういう風な考えですが、約1年前までめちゃくちゃ自己肯定感が低かったんです。

きっと1年前の自分だったらこんなコメントが来たら本当に心がやられていたし、↑のように自分の良いところなんて一つも言えなかったと思います。

何故、自分がここまで変わったのか。

大きくは素敵な人たちとの出会いもありましたが、下記に紹介する本も、私のことを変えてくれたきっかけになりました。

4. 心を支えてくれるおすすめの本5選

ここまで読んでみてもまだ苦しい、辛い、悲しい…。

あなたの心がもし悲鳴を上げているなら、SNSや外の世界に目を向けず、色々な知恵を教えてくれる本に目を向けてみるのもいいと思います。

私も実際、変わるキッカケをもらったのは本です。

自分の良いところなんて一つも出ず、他人と比べて自分を卑下し、ネガティブで悲壮感漂う人相をしていた自分を変えた本たちです。

りんご飴ちゃん
りんご飴ちゃん

言葉で書くと酷いですが、実際そうです。

いつも他人と比べて自分を卑下して、そのわりにプライドが高くて……

でもそんな自分を変えてくれたのは新しい考え方や気づきです。

書籍を出す人は賢い人ばかり。

なるほど、そんな考え方が!

そんな風にしてメンタルを保つんだ!

と、新しい本との出会いは新しい気づきを与えてくれます。

参考までにご覧くださいね。

① 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

これは本当に本当に、おすすめな本です。

アンチコメントだけではなく、生きていく上で人付き合いや何かにぶつかった時にとてもためになる本でした。

何か嫌なことがあった時、ネガティブなことで感情が揺れ動く時。

その時の感情に自分自身が ”反応しないこと”を伝えてくれている仏教のシンプルな教えです。

ネガティブな感情や批判コメントにも「反射的な反応」をやめて、「理解する」プロセスに切り替えるだけで心がふっと軽くなる、そんなことを教えてくれます。

悩みを消すのではなく、理解する。ここがとても大事。

まだまだ私も完全に出来ませんが、この考え方にはとても救われましたよ。

② よくわかるACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)

不安や怒りを「なくそう」とするのではなく、「あるがまま受け止めて前へ進む」という考え方を教えてくれる一冊です。

この本では「感情と共に前に進む」方法を教えてくれます。

嫌な感情も、捉え方次第で”あなたの一部”として受け入れられるようになる。

ネガティブな感情を味方にできると、SNSの言葉に振り回されにくくなります。

③ レジリエンス(人生の危機を乗り越えるための科学と10の処方箋)

“折れない心”を科学的に育てる方法が書かれています。

落ち込んで立ち上がれそうにない時、「このままで大丈夫なのか」と不安になりますよね。

そんな時に手に取りたいのがこの1冊。

科学的知見に裏打ちされた10の処方箋が、折れない心の作り方を指南してくれます。

どんな逆境にあっても、立ち直る力が心に芽生える、そんな本です。

読み終わる頃には「私にはまだ、こんなに力がある」と感じられるようになるはずです。

④ 逆境に生きる子たち(トラウマと回復の心理学)

過去の痛みをどう受け入れ、どう力に変えるかが描かれています。

過去の痛みは、時に自分を責める声になって私たちを縛ります。

でもこの本は、それを否定せずに、「その心の傷があなたの力になる」と語りかけてくれます。

「自分の弱さを恥じる必要なんてない」と気づかせてくれる、優しい心理学書です。

⑤ 自分を操り、不安をなくす 究極のマインドフルネス

メンタリストのDAIGOさんが執筆した1冊です。

科学的根拠のある呼吸法や瞑想を通して、「今、この瞬間」に集中する力を鍛えられます。

一番最初に紹介した「反応しない練習」と感覚が少し似ているかもです。

「もう無理」と思うその瞬間に、ページを開いて一呼吸

「今、ここに私はいる」と感じられることで、あたたかい安心感が心に広がります。

SNSで心がざわつくときのリセット習慣にぴったり。

5. まとめ:あなたは、あなたのままでいい

SNSで投げつけられる言葉は、ときに鋭く心を刺します。

でも、それであなたの価値が1ミリも下がることはありません。

誰かが何と言おうと、あなたにはあなたの素晴らしい部分がたくさんある。

それを一番よく知っているのは、あなた自身です。

どうか、顔の見えない誰かの言葉で、自分を嫌いにならないでくださいね。

ここからはおまけですが、、

あとから知りましたが、スレッズは最近荒れているとのこと。

私と同様、なんの罪もない普通の人が普通の投稿をして意味わかんないくらい叩かれているのを、何度か目にしました。

今回の件で、なんの悪いことをしていなくても、SNSでは目立てば目立つほどアンチコメントが届いてしまうものなんだと、気づかされました。

これもまた勉強だったなあと、今では思います。

ただ、あまり酷い侮辱や、人物の画像の無断転載などを見つけた場合は無視するわけにはいかないので、動く姿勢は必要だなと思いました。

りんご飴ちゃん
りんご飴ちゃん

見ていますからね、全部。

気づいていないと思ってますか?

ただのブロガーだと思いました?

私が見ていなくてもほかの人が見ていて、教えてくれます。

そしてネガティブな感情を送った人間は、必ずその人自身にその念が返ります。

ネットで特定ができないと思っている人も多いため、そういうコメントなどが絶えませんが、結構最近はそういう方が簡単に特定されて、罪になっているケース、よくあります。

コメントだけだから自分の居場所は分からない。

罪に問われない。

自分には危害は加わらない。

そんな気持ちで人を傷つけることばかりしていると、とんでもないことになるかもしれないですね。

おまけ

普段は、東北中心に旅行・観光・デートガイドとして、お出かけのモデルコースになるような記事を書いています。

リフレッシュに旅行で自然と触れ合うのもいいですよ。

良かったらご覧ください。

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