恋愛で不安や自己否定が止まらない人へ|『チャッター 頭の中のひとりごと』で恋のメンタルを整える方法

恋愛の悩み
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あなたは好きな人や恋人ができると「メンヘラ化」してしまうことが悩みだったりしませんか?

勿論、状況などもあり、一概には言えないのですが、それって自分に原因があるかもしれないんです。

正確に言うと、自分の中のいらない妄想、が原因と言えるかもしれません。

恋愛のみならず、人間関係においても、この自分の中のいらない妄想が邪魔をして、良好な関係を築けなかったりするんです。

そういう私も、もともとめちゃくちゃネガティブ人に対する勝手な妄想が激しかったわけですが、色々と経験したことにより、前のように自分の頭の中のいらない妄想は少なくなりました。

そのキッカケの一つとして、この『チャッター 頭の中のひとりごと』という本との出会いがあったので、ご紹介したいと思います。

りんご飴ちゃん

食べて、歩いて、恋したくなる週末を。
東北のグルメ・観光スポットを、ちょっとだけ”モテる目線”で紹介しています。
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たまに日常のことも。

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恋愛で不安や自己否定が止まらないのはなぜ?

恋愛は楽しいはずなのに、ふとした瞬間に不安や自己否定が押し寄せることがあります。

例えば、こんな風に。

  • 好きな人のLINE返信が遅いだけで「嫌われたかも…」と思ってしまう
  • デート後に「あの発言まずかったかな」と一人反省会
  • 元恋人のSNSを見て落ち込む

こうした状態は、実は**頭の中で鳴りやまない“ひとりごと”**が原因かもしれません。

心理学では、この過剰な頭の中のおしゃべりを「チャッター」と呼びます。

『チャッター 頭の中のひとりごと』とは?

『チャッター 頭の中のひとりごと』は、ミシガン大学の心理学者イーサン・クロス氏が執筆した本です。

この本の内容として、ざっくりですが、人はこの頭の中の声によって、思考・行動・大きく言い換えれば人生をコントロールされている、と言われております。

例えばですが「自分はどうせダメなんだ」とか

「今日は資格の勉強をしようと思ったけど辞めようかな…」など

人間は、頭の中の独り言でずーーとセルフトークをしているのですが、その独り言をコントロールして、ポジティブな方向へ持っていく方法や、ネガティブな頭の中の声を止める方法などをこの本では教えてくれています。

「頭の中の声を消す必要はない。コントロールすれば味方になる」ということなのですが、これって恋愛においてもよく使えるなあ…と思ったわけなんです。

  • チャッター=ネガティブに偏った内なる声
  • 放置すると判断力や人間関係に悪影響
  • 恋愛の不安やモヤモヤも、このチャッターが増幅している可能性が高い

恋愛でよくある「チャッター」パターン

恋愛中のチャッターには、こんな特徴があります。

既読スルーで不安MAX

「なんで返事くれないの? 他に好きな人が…?」

「返事をくれないのは私が(俺が)大事じゃないから?」

「今ごろ違う異性と会っているから連絡が無いの?」

などなど、既読スルーという事実から、見てもいない確かめようのない妄想に陥りやすいです。

デート後の自己否定

「もっと可愛くすればよかった」

「笑顔が足りなかった」

「あの時のあの言葉はあまり良くなかったかも…」

反省をするのは凄く良いことだとは思います。

反省をせずに「私は(俺は)凄い人だ」「今日のデートも大成功だった」と独りよがりになって相手の気持ちや立場を考えないのもダメだと思います。

と、同時に考えすぎてしまうのもNG。

自己否定をするくらいなら相手にそのまま、その気持ちを素直に伝えた方が100倍恋愛も人間関係もうまくいきます。

りんご飴ちゃん
りんご飴ちゃん

「あの発言で傷つかせてしまったかも…」と自己否定をしているなら、その気持ちをそのまま相手に伝えよう。

「今日のあの発言は、申し訳なかった。」それだけでいいんです。

自分のことを否定して頭の中でぐるぐるおしゃべりをしているより、相手に伝えましょう。

元恋人SNSチェック地獄

写真を見て「私じゃなくても良かったんだ」と落ち込む

「私(俺)の時より楽しそう、我慢してたのかな…」

これらは事実ではなく、頭の中で作られたストーリーに過ぎません。

恋愛に役立つ『チャッター』流メンタル整え方

本書の中から、恋愛にすぐ活かせるテクニックを4つご紹介します。

① 自分を名前で呼ぶ自己対話

例:「〇〇さん、大丈夫。焦らなくていい」

第三者目線を持つと冷静さが戻ります。

どうしても自分の頭の中であれやこれやと考えると、独りよがりな思考になりがちです。

そのため、自分という人を客観的に見て、冷静さを取り戻して対話をしてみましょう。

② 友達にアドバイスするように考える

同じ悩みを友達が話してきたら、あなたは何と言いますか?

それを自分自身に返してみましょう。

りんご飴ちゃん
りんご飴ちゃん

友達の●●さんが、同じ状況で悩んで話をして来たらあなたは何とアドバイスするでしょうか?

それをそのまま自分にアドバイスとして返してみましょう。

③ 思考の書き出し習慣

紙やスマホにモヤモヤを書き出すと、頭の中が整理されます。

頭の中だけで、あれこれ考えるのは、次第にまとまりがつかなくなり、ごちゃごちゃに絡まります。

  • 「なぜ」あなたはそう思ったのか?
  • 「どうして」あなたは、今の感情なのか?
  • 今後、どうしたいのか?
  • 相手の立場になった時に、あなたは同じ行動をとるのか?
  • 相手には相手の事情があるのでは?

これを一度に頭の中だけで考えて、整理し、気持ちに落としどころを作るのって、かなり大変です。

まとまらないときは、自分の感情・実際にあった出来事などなどを細かく分解して書き出すのも大事です。

④ 自然や空間で気分をリセット

神社・海・山・公園など、物理的に環境を変えることでチャッターが弱まります。

人は美しい景色、大きな自然を見ると、癒されて余計なことを考えず、今目の前にある素敵な光景に集中するものです。

あまりに「頭の中のおしゃべりが鳴りやまない」のなら、思い切って散歩・近くの自然を見に行く・神社へ参拝をする・・・などの気分転換も必要です。

恋愛は「感情」と「脳」の戦い

このように、恋愛がうまくいかない原因は、相手ではなく自分の頭の中の声にある場合があります。

『チャッター』を読めば、不安や自己否定から抜け出し、自信を持って恋愛できるようになるキッカケの1つになるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 恋愛で不安やモヤモヤが続く
  • 考えすぎて空回りしがち
  • 元恋人を忘れられない
  • マッチングアプリ疲れを感じている

ちなみにですが、この書籍はメンタリストのDaiGoさんがご自身のyoutubeで「人生が変わる本」として紹介されています。

 『チャッター 頭の中のひとりごと』をチェックする

この本を手に取った瞬間から、恋愛は「相手任せ」ではなく、自分で整えられるものになります。

人はいらない妄想で頭の中を支配されがちです。

冒頭でも紹介したように「既読スルー」になると、余計な妄想が膨らみます。

「ほかに好きな人が出来たのでは?」

「自分以外にいい人がいるの?」

「自分のことを大事にしていないからLINEにも気が付かないんだ」

などなど、あげればキリは無いです。

確かに、恋愛って頭で整理して理解しようとしていても、好きだから不安になり、盲目になり、どうしようもなく心配になるんですよね。

だけど、私がこの本や色んな経験をして思ったことは、見てもいない・確かめようのないことに対して自分の妄想を勝手に広げて、勝手に悪い方向に向かうのは辞めようと学びました。

既読スルーという事実から、あなたはきっと色んな妄想をします。

けれど、どんなにあなたが不安になって涙を流しても、物理的に離れた相手の状況や気持ちは確かめる術が無いんです。

いいですか。「思考を巡らせること」と「妄想を膨らませてこうだと思い込む」ことは全く違います。

だったら、素直に「既読付かないけど大丈夫?面倒だと思わせて申し訳ないけど、寂しくて不安になってるよ」と連絡を入れてみるだけで、後は考えるのを辞めましょう。

もしかしたら仕事が長引いているのかもしれない、

もしかしたらゲーム・家事・料理・お風呂・買い物でスマホが手元にない、気付かない可能性もあります。

いやいや、そんなことを言ったって、1日1回くらいはスマホを見るのに気づかないなんておかしい!

また、そんな頭の中のチャッターが騒ぎ出しますよね。

でも、それもスマホの通知機能がうまくいかなくて気づいていないかもしれない。

もしくは気づいていても、後でじっくり返信したくてうっかり忘れているだけかもしれない。

どちらにせよ、相手の状況や気持ちまでは、超能力者じゃないので、どんなに頭の良い人でも分からないんです。

それに悩んでいる時間って正直、無駄じゃないですか?

だったら、連絡が来るまでの間、自分の好きなこと・集中できること・楽しいと思うことに没頭した方がよっぽど良いんじゃないかと、私はこの本で学びました。

そう学んでおきながら、自分でも悩む時や、まだまだ頭の中の「チャッター」に苦しむ時はあります。

けれども、この本を読んで、頭の中の妄想との付き合い方が変わりました。

ぜひ、頭の中の声を味方にして、もっと軽やかな恋や人間関係を築いていきませんか。

おまけ

このブログでは主に東北の観光地やグルメ・日常のことを記事にしております。

頭の中の独り言に疲れたあなたへ。

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