
月山神社に参拝したいけれど、登山初心者でも本当に登れるの?

8合目コースの所要時間や服装、持ち物が知りたい!
そんな方に向けて、実際に月山神社へ登拝してきた体験をもとに詳しくご紹介します。
ちなみに、参考までに私の体力的な情報として…
33歳・登山全くの初心者の女性です。
登山経験はありませんでしたが、今年に入ってからダイエットのために毎日8,000歩ほど歩き、週3~4回・15分程度の筋トレを続けて体力づくりをしてきました。
それでも登山前は、
と、不安ばかりでした。
今回は、亡くなった母の供養のために、どうしても月山神社本宮へ参拝したいという思いで挑戦しました。
この記事では、
実際に歩いたタイムスケジュールや所要時間、初心者だからこそ感じたこと、服装や持ち物、御朱印やご祈祷の流れまで詳しくご紹介します。
これから月山神社へ登拝を考えている方の参考になれば嬉しいです。
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コースについて:8合目コースを選択

今回私が歩いたのは、多くの初心者が利用する「8合目コース」です。
8合目まで車で行き、そこから登頂を目指すコースです。

この他にリフトを使って登るリフトコースもあります

山頂までは片道約3時間ほど。
途中には一ノ岳・二ノ岳・仏生池小屋などを経由しながら進みます。
距離だけを見ると「意外と短そう」と感じるかもしれませんが、実際は岩場が続く本格的な登山道。
スニーカーで気軽に歩けるような道ではありませんでした。
それでも、自分のペースで休憩を取りながら歩けば、登山初心者でも十分登れるコースだと感じました。
※ちなみに頂上まで目指さず、8合目にある「月山中の宮 御田原参篭所」でご祈祷することも可能です(去年(2025年)に、初めて月山に向かった際はそうしたので参考までに👇)
月山8合目駐車場について

私たちが8合目駐車場へ到着したのは朝7時10分頃。
この時点では駐車場は5割ほど埋まっている状態でした。
満車になるほどではありませんでしたが、決してガラガラというわけでもありません。
駐車料金は無料です。
駐車場にはトイレがあるため、登山前に最後の準備を済ませられます。
私はここで虫除けスプレーをしてから登山を開始しました。
実際のタイムスケジュール


今回の登山ではYAMAP(ヤマップ)というアプリを利用しました。
👆上記の画像のように、自分が何も入力しなくても歩いたルートや通過時間が自動で記録されるので、「あとどれくらい?」という不安が少なく、とても便利でした。
登りの実際歩いたスケジュール
| 時間 | 通過地点 |
| 7:20 | 8合目駐車場 出発 |
| 8:20 | 一ノ岳 |
| 8:36 | 二ノ岳 |
| 8:44 | 沸生池小屋 |
| 9:10 | オモワシ山 |
| 10:06 | 月山神社本宮 到着 |
仏生池小屋では約20分休憩し、トイレや水分補給をしました。
また、それ以外でも約30分歩いたら5分ほど休憩するようにしていたため、最後まで大きくバテることなく登ることができました。
下りの実際歩いたスケジュール
| 時間 | 通過地点 |
| 11:11 | 月山神社本宮 出発 |
| 12:02 | オモワシ山 |
| 12:21 | 沸生池小屋 |
| 12:43 | 二ノ岳 |
| 12:57 | 一ノ岳 |
| 13:51 | 8合目駐車場 到着 |
登山の様子①8合目から9合目までは絶景の連続

登山開始直後から感動したのが景色の美しさです。
空はどこまでも青く、目の前をさえぎる高い建物も電線もありません。

周囲には高山植物が咲き、まるで別世界を歩いているようでした。
登り始めは体も元気だったので、
「月山ってこんなに綺麗なんだ。」
と景色を楽しみながら歩く余裕もありました。
しかし、途中には木道が整備されている場所もありますが、👇のように基本的には岩場が続きます。

想像していた「山道」とは違い、大きな岩の上を一歩ずつ歩いていくような場所も多くありました。
前日に雨が降っていたこともあり、濡れた岩は滑りやすい場所もありました。
この時に強く感じたのが、
「トレッキングシューズは絶対に必要。」
ということです。
普段履いているスニーカーでは滑る危険もあるため、安全のためにも登山靴をおすすめします。
登山の様子②仏生池小屋でひと休み(9合目)

登山開始から約1時間20分ほどで仏生池小屋へ到着しました。
ここにはトイレもあり、多くの登山者が休憩していました。
私たちも約20分ほど休憩。
水分補給をして、おにぎりや行動食を少し食べながら体力を回復しました。
「あと半分くらいかな。」
と思っていましたが、ここから先は徐々に景色が変わっていきます
登山の様子③行者返しのすさまじさ

月山8合目のコースについては、あらかじめ予習をしていたので、一番の難所な「行者返し」について心配していました。
自分の体ほどある大きさの岩が続く&傾斜が凄いため、身体全体を使って登る場所です。
が、
その難所が10分も続くわけではなく、5分程度?くらいでした。
なので、思ったよりは大丈夫でした。

行者返しが一番大変というより、意外とそこじゃなく岩が急に大きくなって足の運び方が大変になったりするところが大変でした。
とにかくこの岩場が続くのが大変だったので、結構ずっと足の運び方を考えるのが大変だった。というのが感想です。
登山の様子④山頂が近づくと天気が一変

8合目では青空が広がっていましたが、9合目から歩いて山頂へ近づくにつれてガスがかかり始めました。
少しずつ視界が白くなり、風も強くなります。
8合目~9合目まではあんなに晴れて青空だったのに、ここまで天気が変わりました。

「山の天気は変わりやすい」を身をもって知った時間でした
それまでは暑いくらいだったのに、一気に肌寒く感じるようになりました。
「本当にあと少しなのかな…」
ガスで目の前が見えなくなることもあり、不安な気持ちになる瞬間もありました。
亡くなった母を供養したいという思いだけを支えに、一歩ずつ前へ進みました。
途中で何度も深呼吸をしながら、自分のペースを崩さず歩き続けます。
ついに月山神社本宮へ到着

午前10時6分。
登山開始から約3時間で、ついに月山神社本宮へ到着しました。
山頂はガスに包まれ、髪の毛は霧と汗でびしょ濡れ。
風もあり、登っている最中とは違ってじっとしていると体が冷えてきます。
歩いている時はいらないと思っていた防寒着も、山頂ではありがたい存在でした。
私はウインドブレーカーを羽織りましたが、荷物を軽くしたい方はレインウェアでもいいと思います。
ここからはいよいよ、今回一番の目的だった月山神社本宮での参拝とご祈祷です。
そして、このあと不思議な出来事が待っていました。
月山神社本宮で参拝・ご祈祷

月山神社本宮の境内は撮影禁止となっているため、中の様子を写真でお伝えできないのが少し残念です。
ですが、実際の流れをご紹介します。
まず入口から入ると、右手に受付があります。
ここでお祓い料として1人500円を納め、お祓いを受けてから境内へ進みます。
その後、本殿で参拝を済ませます。
希望する方は、その場でご祈祷の申し込みもできます。
ご祈祷の内容を伝え、申込用紙に記入すると受付完了です。(ご祈祷は5000円以上~です)
私が訪れた時は、私たち2人ともう1名、合計3人が同じ時間帯に申し込んでいました。
待ち時間は約10分ほど。
ご祈祷自体は10分もかからないくらいでした。
亡くなった母の供養も兼ねてご祈祷をお願いしましたが、とても厳かな雰囲気の中で執り行われ、登ってきて本当に良かったと感じる時間でした。
ご祈祷のあと、不思議と青空が広がりました
山頂へ到着した時はガスが濃く、視界も悪く、風も強い状態でした。
「せっかく登ってきたのに景色は見られないかもしれないな…」
と、そんなことも思っていました。
ところが、ご祈祷を終えて外へ出ると、少しずつガスが晴れ始めたのです。

偶然だったのかもしれません。
それでも、私にとっては忘れられない出来事になりました。

一緒にご祈祷を受けた方とも顔を見合わせて「なんだか晴れましたね」と笑顔で会話したのも記憶に残っています
登る途中は心が折れそうになる場面もありましたが、その景色を見た瞬間、「登ってきて本当に良かった」と心から思えました。
月山神社の御朱印はどこでもらえる?

御朱印は、ご祈祷や参拝を終えて順路通りに進むとある、お守りやお札などを授与している場所でいただけます。
御朱印帳を手に持って入ると、宮司さんから
「御朱印をご希望でしたらこちらで受付いたします。」
と声を掛けてくださいました。
初めて参拝する方でも迷うことなくお願いできると思います。
御朱印の初穂料は500円でした。
実際に着て行った服装

私が登山したのは8月3日。
8合目の気温は約27℃で、とても天気が良い日でした。
当日の服装
8合目からは薄手のパーカーを羽織って出発しました。
ですが、歩き始めるとすぐに暑くなり、パーカーはほとんど出番がありませんでした。
その代わり、山頂では風とガスの影響でかなり肌寒く感じました。
髪の毛も霧と汗でびしょ濡れになり、じっとしていると体温が奪われていきます。
私はウインドブレーカーを持参していたため助かりました。
なので、8合目が暑くても必ずウインドブレーカー、もしくはレインウェア(上下)は絶対持って登った方が良いです。
山の天気は本当に変わりやすいので、「暑いから大丈夫」と油断せず、防寒できるものを一枚持っていくことをおすすめします。
実際に持って行って良かった持ち物

今回持って行って「これはあって良かった!」と思った持ち物はこちらです。
必須だと感じたもの
特に夏場は汗をかくため、飲み物は500mlを2本持って行ってちょうど良いくらいでした。
また、汗拭きタオルは1枚でも足りますが、山頂では霧で髪の毛までびしょ濡れになったため、2枚あると安心です。
手の甲の日焼け対策は必須!

今回一番後悔したことがあります。
それは…
手の甲が真っ赤に日焼けしたこと。

手袋は持っていたし、途中までは付けていたのですが、暑くて途中から脱いだんですね…。
顔や首は日焼け対策をしていましたが、手の甲までは考えていませんでした。
下山後はヒリヒリと痛くなり、数日間赤みも残りました。
アームカバーやUV手袋は100円ショップでも販売されているので、ぜひ準備しておくことをおすすめします。

除菌シートや手袋、帽子も今では百均で揃うので、必要なものが無いか見に行くついでにアームカバーなどは買っておいて損無いです。
これは実際に登ってみて初めて気付いたポイントでした。
持って行ったけれど使わなかったもの

今回持参したものの、結果的に使わなかったものもありました。
- モバイルバッテリー
- ヘッドライト
- 薄手のライトダウン
結果的には使いませんでしたが、万が一のことを考えると持っていて損はないと思います。
参考までに私が行った時の気温(8合目27℃よりも低い気温の時に登るのであれば、薄手のライトダウンはあってもいいのかなぁと)
下山について

登頂後、本宮をあとにして、少し下った見晴らしの良い場所で、お昼休憩を取りました。
無事登りきってお参りを済ませた安心感と、栄養補給をしました。
私は登りよりも、下山の方が楽に感じました。
一方で、一緒に登った彼は膝や足首があまり強くないため、下山の方がペースが落ちていました。
下りは岩場を一歩ずつ慎重に降りる場面も多く、膝や足首への負担は想像以上です。
今回はトレッキングポールを1本ずつ持って登りましたが、
「下山は2本あった方がもっと楽だったね。」
というのが二人の感想でした。
特に膝や足首に不安がある方は、トレッキングポールを2本使うことをおすすめします。
👇実際に今回買ったトレッキングポールです(2本入っています)
月山のトイレ事情

登山前は、
「トイレってあるのかな?」
ということも気になっていました。
実際には、
- 8合目
- 仏生池小屋(9合目付近)
- 山頂
と、およそ1時間ごとに利用できる場所がありました。
安心して登れる環境だと思います。
ただし、9合目付近と山頂のトイレは水洗ではありません。
環境に配慮した、おがくずなどを利用したトイレになっています。
また、利用する際は100円以上の協力金が必要です。
私は事前に100円玉を用意していましたが、登山前に小銭へ両替しておくことをおすすめします。
御朱印やお守りなどでも現金を使うため、小銭や千円札は多めに持っていくと安心ですよ。
まとめ|月山神社8合目コースで登る方へ|私からのアドバイス

最後に、実際に登って感じた「これだけは伝えたいポイント」をまとめます。
結果的に、登山は初めてでしたが、片道約3時間、ご祈祷などを受けたりしても往復で6時間30分ほどで8合目駐車場に戻ってくることができました。
そんな私から伝えたいことを上記👆です。
とにかく準備は大事だと思いました。
持ち物の中でも、トレッキングシューズとトレッキングポールは大事だと思います。
私は初めての登山なので、かなりお安く揃えましたが、十分使えました。
※この月山登山のために揃えた登山グッズの費用をまとめた記事はこちらなので参考にしてみてください👇
👇実際に買って使ったトレッキングポールはコチラ
それでも宿に帰ってきたらヘトヘトだったし、ふくらはぎと二の腕と背中が筋肉痛で翌日からパンパンになりました笑
補足ですが、こちらの👇「休足時間」を宿に帰ってお風呂に入ったあと、ふくらはぎや足首に貼りまくり、めちゃくちゃ癒されました。

👇持ち物というか、準備しておくものわりと上位かもしれない「休足時間」
私自身、この登山を通して「山は体力だけではなく、準備と自分のペースが大切なんだ」と実感しました。
この記事が、これから月山神社へ登る方の不安を少しでも減らし、安心して登山を楽しむきっかけになれば嬉しいです。
「登山初心者だけど月山神社へ行ってみたい。」
と迷っている方がいるなら、ぜひしっかり準備をして、自分のペースで挑戦してみてください。
きっと山頂でしか味わえない景色と達成感に出会えるはずです。
おまけ
出羽三山参りで宿泊込みで考えている人は…
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👇宿泊だけなら、じゃらんのサイトで宿泊予約がおすすめ。
おまけ2
今回は月山神社の頂上まで登りましたが、「羽黒山(三神合祭殿)→月山8合目まで(頂上まで登らない)→湯殿山」を巡る1泊二日の旅をしたこともありました。
そういう巡り方を参考にしたい人は下記記事を参考にしてみてください👇
なお、筆者は青森出身です。青森旅行についても沢山書いているので、良かったら参考にしてみてください👇
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